てってのこと
大切にしていること
体全体の感覚で模倣する時期に身体をつくる
体全体が感覚器官である幼児期に、周囲を模倣することでさまざまなことを学んでいきます。知識や記憶はまだ半分眠っているような状態なので、意志と行動によって世界と繋がります。 身体面での発達が目覚ましいしこの時期には刺激の少ない穏やかな環境の中で身体器官の基礎をつくることに、より焦点をあてていきます。
私たちが
「ひとりの人として立つ」
この時期の子どもが求めるのは、模倣すること。周りにいる大人の様子や動作を全身で感じ取り、しぐさをマネすることで学んでいきます。 幼児期は全身が感覚器官なので、そばにいる人が「どんな気持ちで、どんなふうにいきているのか?」全身で感じ、取っています。私たちは教育者としてだけでなく、一人の人としてしっかり立ち続けます。
目の前にいるひとりひとりを
自然の中でとことんやりたいことがやれる熱中時間をたっぷり味わうことができます。 教育者はひとりひとりに寄り添い、その子にとって必要な環境や課題を見つけ、体験することによって一歩づつ成長できるようにサポートします。
豊かな自然の中で
動物、鳥、虫、などの生き物と共に体と心をたくさん動かし、感覚を育てながら過ごせる環境が藤野にはあります。
その中で、季節の一年のリズムをとても近くで感じ体験できるのが”てって”です。
子どもたちは、本来、しっかりと成長していく力を持っています。 そのために私たちができることは、環境を整え、共に過ごすことだけです。 周囲の大人が子どもたちに畏敬の念を持ち、子どもたち自身がもっている力を信じて見守り、待つということを大切にしています。
我が子が毎日満たされた笑顔で帰ってくる姿を見ていると、保護者の方にも変化が生まれます。 それは、”大人が子ども自身が持っている力を信じて待つ”ことの大切さを実感しているからだと感じています。
信じるということ
地域と共に
子育てにとって、教育にとって、地域とのつながりはとても大切です。 私たちは、教育者、保護者、地域の方々と手を取り合い、子どもたちを見守っていくことを大切にしています。 共に生きるということがこどもたちにとって、一番の学びになると確信しています。
代表・保育者
Message
大切なことは、ほんの少しだと思います。
それを大切にすれば すべては大丈夫、間違いなんてないと思います。 みんなが自分の感覚を信じて進み、あるがままに生き、 笑顔ですごせることを願っています。
History
「我が子の幼児期の居場所をつくりたい」という想いをきっかけに、
”てって”を立ち上げる。 その後、ふじの森のようちえん”てって”として、預かり保育を始める。
ご縁あってシュタイナー教育や冒険教育に出合い、それを軸に、 自然の中でよりよいバランスのとれた教育を求め活動中。
さらに、人が人であるために必要なことがすべて自然の中にあると確信し、「そんな自然を一日でも多く、1人でも多くの人に体験してほしい」「自分の限界を超えてチャレンジしてほしい」という思いから、未就学児~高校生、大人の為の野外活動を幅広く展開中。